今年の10月からいよいよ開催されるせとうち広島DC「ミタイケンひろしま」が開催されます!様々な催しが開催されますが、それを記念して広島地区を周遊することができるお得なきっぷが新規で発売されることになりました。
そこで今回は「ミタイケンひろしま」関連で登場するお得なきっぷ紹介のみをピックアップして紹介していこうと思います!
1.ミタイケン広島ぐるりんパス(e5489 限定)
こちらの切符はe5489限定で発売されるもので、主に広島県外からの利用客向けの商品になっています。このきっぷには、広島までの往復の乗車券・自由周遊区間内の乗り放題切符・広島城や大和ミュージアムなどの施設で使える入場券・呉や竹原地区で使えるレンタサイクルの利用券が付いてきます!これ以外にも切符を見せる事で割引などの特典が得られます。
発売される区間は
京都(新大阪まで[から]在来線)・大阪市内・神戸市内・姫路・岡山・新山口・小倉・博多
となっています。西日本地区の山陽新幹線沿いの各都市からの発着になっており、山陰・四国地区発着のきっぷはありません。
発売期間は今年9月1日~来年2021年3月30日まで、使用期間は今年10月01日~来年4月2日までの連続する3日間です。2名以上が同一行程でご旅行される場合のみ使う事ができます。
こちらが広島地区の自由周遊区間です。瀬戸内沿岸の都市の行き来がしやすいきっぷになっており、海岸沿いの交通機関は大抵乗り放題となっています。しかし、新幹線も乗り放題とは…太っ腹です…。
一応乗り放題の対象になる交通機関の一覧を載せておきます。
これ以外にも岩国地区の岩国駅⇔錦帯橋間のバス・錦川清流線の料金が割引になっています。ということは岩国地区も周遊するのもありですね。
最後に各地域の料金です。
値段を見て驚きました。ほとんどの地域で広島との往復だけで元が取れる・ほぼ元が取れるのです!!それプラスで自由周遊区間と割引等のたくさんの特典が付いてきます。ええ、お得すぎます…。GoToキャンペーンも利用すると、もっとお得に広島を回ることができると思います!
最初にも述べましたが、こちらの切符はe5489のみの販売になります。なので、みどりの窓口・券売機等では販売されませんのでご注意ください。ここで述べなかったこと・詳細については、下の公式サイトよりご確認ください。
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=120000387
2. 宮島・安芸路ミニぐるりんパス(旅行商品の付属での販売)
こちらは通年発売されるものになりますが、呉地区から岩国地区に限った地域に限った乗り放題パスになります。セットで厳島神社(1回限り)・厳島神社宝物館(1回限り)・大和ミュージアムの入場券がついてきます。
こちらが乗り放題の区間。先程も言いましたが、呉から岩国の区間と宮島フェリーのみが対象となっています。
このきっぷのお値段は、大人1980円・子ども830円となっています。一見すると1日分のように見える値段ですが、なんと2日間有効なきっぷなのです!1日990円分乗車すれば元が取れます。
ただ一つ注意が!!
こちらパス単体での発売は行っておりません。セットになった旅行商品を申し込む必要があります。詳しくは以下のリンクからどうぞ。
3. せとうち広島パス(旅行商品の付属での販売)
こちらもかなりお得なきっぷになります。
自由周遊区間は1番目に紹介したミタイケン広島ぐるりんパスの周遊区間に、船舶の路線が少し追加されたものになります。
気になるお値段ですが、大人4070円・子ども2030円になります。しかも有効期間は3日間。一日当たり1360円ほど利用すると元が取れる値段設定です。発売期間は来年3月31日まで、利用期間は来年4月2日までとなっています。
ただ、こちらもパス単体での発売は行っておりません。セットになった旅行商品を申し込む必要があります。詳しくは以下のリンクからどうぞ。
4. 尾道・しまなみサイクリングきっぷ (e5489限定)
こちらは名前の通り、しまなみ海道でサイクリングを楽しむ利用客向けの商品になっております。尾道までの往復新幹線指定席と瀬戸内クルージング(尾道港⇔瀬戸田港)・JR西日本オリジナル自転車のレンタサイクル(電動自転車あり)の利用券がついてきます。自由周遊区間はありません。
設定区間は
京都(新大阪まで[から]在来線)・大阪市内・神戸市内・岡山・広島・新山口・新下関
となっています。いずれも2名以上からの申し込みになっています。
こちらが値段表。電動自転車を利用するプランだと2000円のプラスになります。広島からの設定があるのが特徴です。有効期間は2日間です(ただしレンタサイクルのご利用は1日間)。こちらも2名以上で同一行程の場合のみ発売されます。
新幹線の下車駅は京都・大阪・神戸・岡山発は福山駅、広島・新山口・新下関発は三原駅となります。(新尾道は…?)
また利用する列車も指定されており、京都・大阪・神戸・岡山発はさくら545号(新大阪7:15発 福山8:22着)・ひかり533号(新大阪8:14発 福山9:31着)、広島・新山口・新下関発はこだま840号(新下関7:03発 三原8:43着 ハローキティラッピング車)・こだま842号(新下関7:39発 三原9:26着 レールスター車)の各2列車があらかじめ指定されています。帰りの新幹線は自由な時間で設定できます。詳しい情報は以下のJR西日本の公式サイトからどうぞ。
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=120000324
5. ひろしま1デイきっぷ
こちらは主に広島県内に住む利用客向けの商品になっています。せとうち広島DC期間限定で発売されるきっぷになります。発売はe5489と自由区間内のみどりの券売機にて販売で、1名から購入可能です。
乗り放題の対象となる区間は、山陽本線(福山~岩国)・呉線全線、JR西日本宮島フェリー(宮島口~宮島)となり、ミタイケン広島ぐるりんパスなどとは異なり、フェリーやバスなどは乗り放題の対象になっていません。
発売期間は今年9月18日~12月26日まで、利用期間は今年10月3日~12月27日の土日祝日出発限定になります。
有効期間は1日間で、値段は大人2000円・子ども500円です。ええ、お得すぎます…。
以上が今回のせとうち広島DC関連で登場したお得なきっぷたちです。どのきっぷも破格の値段で発売されることに驚きが隠せません。恐らく、コロナ不況で低迷した利用客を獲得するために、低い値段に設定して利用客を増やそうという目論見なのではないのかと予想します。
このせとうち広島DCでは、鉄道以外でも魅力的な催し物・船が登場しています。広島の船は今めちゃめちゃ活発になっており、そちらも注目すべき点だと思います。せとうち広島DCについての詳細についてはこちらのJR西日本の公式サイトをご覧ください。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200824_00_hiroshimadc.pdf
私は一番最後に紹介したひろしま1デイきっぷを何回も使って旅行したいと思っております(笑)今からプランを立てるのが楽しみになってきました!これを機に、旅行需要が戻るきっかけになっていければとも思います。
とはいえ、まだまだコロナウイルスの猛威は続いています。万全の対策を行った上で旅行をお楽しみいただければと思います。また、コロナをうつす・うつるかもといって旅に出ない事も大切です。どちらの選択も大切です。決して無理をして外出をなさらないようにお願いいたします。
今回使用した情報・写真は以下の場所から引用しました。なお一枚目の写真については自分で撮影したものになります。
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=120000387
https://www.nanka-e-tabi.com/kokunai-tour/theme/shuyupass/
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=120000324
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200824_00_hiroshimadc.pdf