どうもどうも。
今回も引き続き四国遠征の模様をお送りいたします。前回の記事と初回の記事はこちらからどうぞ。
前回は松山城を訪れようとして時間の都合上引き返したところで終了しました。ここからは松山駅まで徒歩で向かいます。
途中のダイヤモンドクロッシングを見ながらゆっくり歩いて松山駅に到着しました。ここで今回使用する企画切符を購入。
これから乗車するのは11:41発の八幡浜行き。この列車に乗車しかの有名な下灘駅に向かおうと思います!
乗車するためにホームに出るとこれから乗車する列車の前に大きな行列が…。ど平日だったのですがまさかの混雑度でした…。
これから乗車するのはキハ54。同型は北海道でも活躍していますがあちらと違いかなり簡易的な設備となっています。キハ54には初めて乗車します。
出発前にトイレに行こうと思ったのですが車内には無いので駅のホームに向かいます。発車するホーム上にはなかったので遠く離れたトイレに向かうことになりましたが、まだ出発まで余裕があるので席にリュックを置いて向かいます…。
トイレが済んだので列車に戻ろう…
…え?
トイレから出るとこれから乗車するはずの列車がホームにいない…。
まさか?!と思い八幡浜方面を見るとその列車がとっくの向こうに見えました…。
ええ、乗り逃してしまいました…。理由としては発車時刻を勘違いしてしまい、そのまま遠くのトイレに向かってしまったためでした。
計画が狂ってしまったことより、気掛かりなのは車内に取り残してしまったリュックサック…。どうにかさっきの列車に追い付く手段を色々考えました。結果、追い付くことは後続の特急に乗車すれば容易いことがわかったのですがそれまで荷物が残っているとも限りません。
取り敢えず個人で動くよりもJRさんに連絡したほうが安全だと判断し、窓口に駆け込みました。
事情を説明ししばらくすると、窓口の職員さんが該当列車に問い合わせて頂き、無事荷物の安全が確保されたことが判明。荷物は松山駅からほど近い伊予市駅にあるとのことなので後続の特急で取りに向かいます。
自分の情けない行動でJR四国の職員方に迷惑を掛けてしまったのはホント申し訳なく思います。担当してくださった松山駅の職員さんに深くお礼をし、伊予市駅に向かいます。
後続の特急宇和海で一駅、伊予市駅に到着しました。特急をこれほどの短距離で利用したのは初めてでしたね…。
肝心の荷物は無事回収でき、伊予市駅の駅員さんに深くお礼をし駅の外に向かいました。
駅の外に出ると伊予鉄の郡中港駅が。まさかこんなところに伊予鉄の路線があることを知りませんでした。とりあえずここにあったベンチに腰掛け、昼食と今後の計画を練り直します。
まず腰掛けて思ったのは自分の情けなさ。
なぜ出発時刻を勘違いしてしまったのか…と。今までこんなことなかったのに…。自分の犯した失態で職員さんを巻き込んでしまったことを深く恥じ、今後はこういったことは絶対にないようにと深く心に刻みました。
そしてこの後の計画。
本来ならばあの列車に乗って下灘駅に向かいそこから折り返して松山駅に戻り、再び八幡浜駅方面に向かう予定でした。ですが下灘駅に向かう列車は当分先。かといってこの後松山駅にすぐ戻っても面白くないし時間も余り過ぎます。
こんなことを考えていると郡中港駅に伊予鉄の列車がやってきました。ふと時刻表を見ると15分間隔で運行されており、中々使いやすいことがわかりました。
「せっかくだし伊予鉄に乗ってみるかぁ」
と考え、昼食を食べ郡中駅から松山市駅に向かう郡中港線に乗車することを決め、その後JR松山駅に向かう、という計画に変更しました。
ということで郡中線の列車が到着。車両は元京王の車両です。伊予鉄では割と見る顔です。
平日の真昼間だったので車内は閑散としていました。
折り返し時間は割とタイトなようで到着してから数分で松山市駅に向けて出発しました。
トラブルによる疲労と後悔の念を解消するため昼寝をしているとあっという間に松山市駅に到着しました。不覚にも本日2度目の松山市駅訪問です。
しばらく空き時間があったので松山市駅前電停で路面電車の撮影をしながら時間を潰し気分転換します。
旧型車両が来たらそれで松山駅に移動しよー、と思っていましたが結局来ることなくしぶしぶ新しくも古くもない車両で松山駅前まで移動しました。
ということで松山駅に帰ってきました。
ホームに入るとGTOの音を奏でる車両が揃っていました。
これから乗車するのは宇和海17号。この列車で八幡浜駅に向かいます。
そしてやってきたのはアンパンマンラッピングが施された車両でした。貴重な2000系です。
高速運転とエンジン音に聴き惚れているとあっという間に目的地である八幡浜駅到着前になりました。
もう少し乗っていたい気持ちは山々でしたが八幡浜駅で下車。
ここからは以前投稿した伊予灘ものがたりに乗車してきました。ここからの記録は以下のリンクからどうぞ。
引退直前とはなってしまいましたが貴重な列車に乗車でき、光栄でした。
ということで今回はここまでになります。トラブルと計画破綻、そして最後は豪華観光列車で〆といういいのやら悪いのやらという波乱の記事になってしまいました(汗)