呉人の鉄道部屋

鉄道旅や広島地区の撮影を中心に紹介するブログです!

11.3 ~貸切状態のグリーン車を堪能!~ 四国遠征⑭

どうもどうも。

 

今回も引き続き四国遠征の模様をお送りいたします。前回の模様と初回の模様は以下のリンクからどうぞ。

 

konsome-115.hatenablog.com

konsome-115.hatenablog.com

 

前回は瀬戸大橋を渡り、児島駅に到着したところで終了しました。

ここからは8600系による「しおかぜ17号」に乗車します。

この旅を締めくくるJR四国における最終ランナーです!

 

ここからはグリーン車に乗車します!人生初のまともなグリーン車乗車です!今まで乗ったグリーンは伊予灘ものがたりとマリンライナーのパノラマシートのみだったのでめちゃくちゃ楽しみです!

このグリーン車に少しでも長く乗車したいがためにわざわざ児島駅までやってきました。

 

しかもいざ乗車してみると貸切状態ではありませんか!

座席は前面展望を楽しもうと最前を取りましたが、足元が狭めだったのと散々前面展望を楽しんだので別の席に移動しました。ちゃんとシートマップを見たうえでの変更なのでご安心を。

 

シートの座り心地に感動したり機能の確認をしているとあっという間に瀬戸大橋の中腹までやってきていました。

シートの座り心地は抜群!リクライニング角度も申し分ありません!

 

 

橋を渡って四国に戻りました。

四国最初の停車駅である宇多津駅にて高松からやってきたいしづち号と連結。最初はあちらに高松から乗って宇多津からグリーン車に乗り換えようと思いましたが5両分以上の端から端への移動を強いられるため却下しました。

 

多度津駅では対向のしおかぜ号とすれ違い。5分程遅れて到着しました。

 

 

列車は遅れを回復するために爆走を開始。

時には130キロを超える速度で走行しており爽快でした!速度の割に走行音は静か目でさすがグリーン車だなと感心。8600系特有の空気ばねの空気が入る音が頻繁に聴こえてきましたがそこまで気になるものではありませんでした。

 

 

リクライニング角度をなんとか伝えようと思いましたが、例えるのが難しかったのでスマホを顔面と平行にして撮影し、実際の目線はこのような感じという風にしました。

結構深くまで倒れました。私的にはリクライニングが深すぎるとかえって辛く感じるタイプなのですが、フットレストがあったのでかなり楽な姿勢で過ごせました。レッグレストもありましたがフットレストがあれば事足り、あまり使用しませんでした。

後々知りましたがこの座席はE5系新幹線のグリーン車の座席と同様らしいですね。

 

 

列車は夕暮れの瀬戸内海を見ながら走行します。
駅にはこまめに停車しますが一向にグリーン車に人はやってきません。結論を申し上げると、終点までグリーン車は貸切状態でした!初のグリーン車でここまでの快適な空間でくつろげるとは思いませんでした。

先頭車両だったので時折車掌さんが通り過ぎるくらいで、終点までほとんど誰とも接することがありませんでした。私以外誰もこの列車に乗っていないんじゃないか?こんな気分にさえなりました。これほど誰とも接することのない乗車機会というのも中々経験できませんね。

 

せっかく周りに人がおらず半室グリーン車と小さな空間なのでマスクを外して暫く外を眺めてみました。今まではこれが普通だったはずなのにどこか申し訳ない気持ちになり、不安な気分に。たかが約1年半の習慣ですが、もうマスクがないとどこか物足りない気持ちになります。私はグリーン車が貸切だと喜んでいますが鉄道会社としては満席とまではいかなくとも少なくとも何席か埋まるのが理想でしょう。

この先どんな未来が待っているんだろうとマスクを外し色々考えながら外を眺めていました。

 

しばらくそのまま過ごしていましたが、やはりどこか落ち着かないのでマスクを付け戻しました。

 

外を眺めたりスマホを見て過ごしていると辺りはあっという間に日が落ちていました。日が落ちると途端に見るものがなくなり、スマホを見るくらいしかできません。


そうしていると、この列車が松山に着く時間が1日目伊予灘ものがたりで松山に到着した時刻とほぼ同じことがわかりました!「これはもう一度伊予灘ものがたりを見れるのでは??」とにわかに期待が膨らみます。

 

 

そして児島駅から約2時間半かけて終点松山駅に到着しました!
2時間半もの乗車でしたが全く苦痛ではありませんでした。これはいつかもう一度乗りたい列車ですね。

列車は折り返して再び岡山・高松へと向かいます。折り返しとなったしおかぜ号のグリーン車には2名乗車しておりほっと安心しました。

 

たった4列12席のミニマムな空間。ぜひ一度乗車してみては?

今回はここまでになります。次回は松山駅での撮影の模様になります。次回で最終回になるかは未定ですがあと2回以内には確実に終えられそうです。

 

今回もご覧いただきありがとうございました!