呉人の鉄道部屋

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糸崎乗り換え解消なるか!?JR西日本がダイヤ改善に前向きな姿勢を示す

どうもどうも。

 

関東遠征の更新の途中ですが、ふとネットニュースを読んでいると気になる記事を見つけたので急遽取り上げさせていただきます。

その内容は2019年に消滅した広島支社と岡山支社間を跨ぐ列車が復活する可能性があるというものです。

 

 

引用元は以下の中国新聞の記事になります↓

nordot.app

見出しはサイコロきっぷのものになりますが、冒頭にこのように記載されています。

 

 JR西日本中国統括本部(広島県広島市東区)の蔵原潮本部長は13日、同本部で会見し、中国地方全域にまたがる新たな割引切符の発売を検討する考えを示した。エリアの境界を越える列車ダイヤの改善にも前向きな姿勢を見せた。

 同本部は1日付で発足。広島、岡山、米子の各支社に分かれていた割引切符の考案やダイヤ編成の権限が同本部に一本化されたことで、蔵原本部長は「柔軟に割引切符や旅行商品を作れる体制になった」と説明した。支社境界にあった糸崎駅(広島県三原市)などで乗り継ぎが不便なダイヤについても「問題意識を持っている。徐々に便利にしていきたい」と述べた。

 

JR西日本では10月1日に組織改編により中国地方の鉄道管理を広島で一括管理することになりましたが、その副産物として各支社間の調整がやりやすくなったというメリットが生まれました。これによって今回このような乗り継ぎ問題の解決に向けて動き始めたようです。

 

2018年までは広島支社と岡山支社間を跨ぐ列車が朝晩を中心に見られました。

ですが2019年春の改正で広島地区で運行される車両を227系に統一する過程で直通する列車が消滅しました。消滅の背景として、今までは使用車両が支社間で同じだったということで設定しやすかったのですが、ダイヤ改正によって広島支社管内で使用車両が変更になるということで支社間を跨ぐ列車の設定は難しくなったのではと考えます。

 

このダイヤ改善によって広島発岡山行き、岩国発岡山行きといった長距離列車の復活を期待してしまいますが、現状227系は福山駅までしか乗り入れていないため、仮に設定されたとしても福山止まりとなると思われます。岡山の115系が広島地区に再び乗り入れる…ということは流石に有り得ないと思います。

 

 

~まとめ~

今回の検討結果が2023年春の改正で盛り込まれるかはわかりませんが、現在の糸崎駅乗り継ぎ負担の改善が行われるのはとても楽しみです!鉄道ファン的に長距離列車の復活も期待したいところです!また記事の書き方を見ると他の地点での乗り継ぎも改善されるともとれる内容であるので今後の情報が楽しみですね!

また今回は触れませんでしたが、中国エリアという広い地域を周遊できる割引切符の検討も行われているとのことなので、広域フリーきっぷなどの誕生にも期待したいところです!