どうもどうも。
今回は以前お届けしたラッシュ時間帯に3両編成で運行される列車の車内の様子を伝えるシリーズの続編でございます。
前回から2年以上開きましたが、最近はコロナによる影響が徐々に薄まりつつあり、乗車率が回復してきたという風に感じたため、久しぶりに観察してみました。前回は普通列車を紹介しましたが、今回は快速列車の模様をお送りいたします。普通列車と混雑の違いなどを感じてもらえたらと思います。
まずは今回乗車した列車について。
乗車したのは広島駅を19時ちょうどに出発する快速安芸路ライナー安浦行き。まわりの線区では4・6両での運行が目立つ中、この列車は3両編成での運行です。
乗車したのは11月某日の金曜日。他の曜日でも乗車することがありましたが、特に曜日によって混雑度が変わるという事はありませんでした。乗車位置は上り方1両目の真ん中のドア付近の4人席に着席しました。広島駅では階段付近にある乗車位置のため、混雑しやすい場所と言えると思います。
広島駅
ホームに入線してくるのは18:45ごろ。呉線の快速は大抵の列車が広島駅止まりとなった列車が充てられるのですが、この列車は車庫から出庫してきた車両が用いられます。補足として、この列車の一本前には坂行きの列車が18:50に発車します。これが結構重要だったり。
ドアが開くと客が車内に入り、座席はほぼ全て埋まります。ですが空いている席も数分ですべての座席が埋まります。入線前に並んでいると大体座れます。
50分発の坂行きが出ると客が増えてきます。発車間際になるとドア付近に人が溜まり、乗車するのが大変になってきます。密度は高いがスマホを触れる余裕はあるといった感じ。人との間隔は大体30センチくらいでした。
その一方で通路は余裕を持って立てるほどの空き具合。間隔は十分。例えが少し古いですが新聞紙を余裕で開けるくらいでした。
座席に座ってる人は降りず。通路付近も変わらず。ただドア付近に立っていた人の一部が下車し、少し余裕ができます。人との間隔は60センチくらいか。
矢野駅
ドア付近に立っている人の半分くらいと一部座席に座っている人が降ります。空いた座席には通路に立っている人が座るのですぐ座席は埋まります。ドア付近の混雑はひと段落し、間隔も十分確保されています。
坂駅
様子変わらず。立ち客が少し降りるくらい。
吉浦駅
座席に座っている人の下車が目立つ。立ち客は変わらず。
呉駅
座席に座っている大半の人が下車し、立っている人のほとんどが下車します。入れ替わりで多く乗ってくるがほとんどが着席でき、立ち客はあまり発生しません。呉駅で混雑はひと段落といった感じになりました。
まとめ
快速というだけあって、遠くに向かう人が多く乗車していたのが印象的でした。この列車の前に坂行きがあることによって、遠距離利用者が座席に座り、近距離利用者が立つという良い棲み分けができていると感じます。某ブログにて呉線の坂行きは不要だという記述を見たことがあるのですが、利用者からするとそのような事はなく、遠距離に向かう快速の混雑を緩和してくれるむしろありがたい存在です。坂行きは重要なのです。
一方で以前と変わらず、車内の中ほどまで詰める人がとても少ないです。ドア周辺だけ見れば首都圏などと変わらない混雑具合ですが、通路は快適に立つことができます。なぜ通路に詰めないのか、どうすれば中まで詰めてもらえるかというのは正解を出すのは少し難しそうです。地域柄や人柄の違いなどからあまり奥に詰めようとする人が少ないのかもしれません。
といった感じで乗車レポートをお送りいたしました。今回のような乗車レポートを他の列車でも観察してきましたので、次回以降紹介していこうかと思います。良ければご覧ください。
今回もご覧下さりありがとうございました!