呉人の鉄道部屋

鉄道旅や広島地区の撮影を中心に紹介するブログです!

11.20 DLやまぐち号乗車紀

どうもどうも。

 

前回から引き続きDLやまぐち号の模様になります。前回の模様はこちらからどうぞ。


konsome-115.hatenablog.com

 

今回はいよいよDLやまぐち号に乗車します!

 

ということで津和野駅にやってきました。

ここから新山口駅まで乗車します。

やまぐち号自体は以前に1度だけ乗車したことがありますが幼いころに乗車したので記憶はほぼほぼ無く…。当時の写真があったので見てみるとレトロ客車の12系…ではなく代走で青色の12系客車だったのです…。その時はレトロ客車を楽しみにしていたので残念だなぁと思っていたのですが今となってはかなり貴重な体験でした。

ということなので今回が実質初見乗車です。

 

駅前にはD51が展示されています。SLさよなら列車を牽引した機関車だそうです。

こちらのデゴイチ、汽笛が鳴らせる使用でして街中を歩いているとしょっちゅうSLの汽笛が聞こえてきました。近くで聞くとうるさいのですが遠くから聞くと風情を感じます。

 

これから乗車するやまぐち号の表示がありました。

列車名での表記はなく臨時表記でした。

 

改札から客車を眺めます。

自動改札じゃないのがいいですね。

 

改めてこちらが今回乗車する35系客車。
2017年に新しい客車としてデビューした異色の車両です。今後新たな客車は登場するのでしょうか…?

 

ホームへ。

側面から見るととても最近製造された車両とは思えない古めかしい造りです。

 

車内に入りたい欲を抑えて先頭の機関車を撮影。

下関に所属するDD51-1043が牽引。全国でもかなり希少になった客車列車です。

 

では車内へ。半自動ドア装置も装備されていますが営業運転では使用されていないようです。元からデッキがありますからね。

床が木材張りのように見えますが木目調なだけです。鉄道車両に木材はNGですからね。

 

今回は普通車に乗車。昔ながらのボックスシートです。

昔ながらとはいえ最新要素もバッチリあり、少々見えにくいですがコンセントがあります。ただ見ての通りアクリル板があるので実質使えないのが残念なところです。

 

発車前に展望デッキの方に来てみました。

鉄道車両に乗りながら後ろを眺めるという体験をしたことがなかったので非日常感が凄かったです。展望デッキは走り始めてから来ることにします。

 

さて列車は津和野駅を出発。

津和野川を渡り太皷谷稲成神社を横目に津和野の街を後にします。

 

数分走ると街を見下ろす位置まで高さを上げてゆっくり進んでいきます。

 

トンネルに入るとご覧の通り車内の照明がいい仕事をしてくれます。

趣のある車内で皆思い思いの過ごし方で移動しています。

 

前回の沿線撮影で最後に訪れた田畑を走る区間にやってきました。

横に道路が並行していたのですね。こっちに来ていればもっとよかったのかもしれません。

 

最後尾の展望デッキにやってきました。風を感じながら外を眺める感覚が新鮮です!

津和野を出て少ししたくらいから雨が降り始めたため視界は暗くなってきました。雨脚も時折強くなる時もありましたが展望デッキは大盛況でした。

 

列車は長門峡駅に到着。

ここで数分の停車がありましたが車外に降りて撮影する人は特に見受けられなかったです。

 

そうそう、客車列車といえば発車時の振動があると思っていたのですが、それがほとんどなくて普通の列車よりも滑らかな滑り出しでとてもビックリしました!走行中の音も静かで流石最新鋭の客車だなぁと感心しました。

 

 

暗くなってきた頃合いに山口線随一の峠区間になります。

とはいえ下る方向のため特段エンジンのうねり等は聞こえません。

 

峠を下り終えると人家が多くなり、山口の市街地に入ったことがわかります。

 

列車は県庁所在地である山口市の中心駅である山口駅を出発。

この辺りになるとマンションなども立ち並んでおり、人里に降りてきた感があります。

 

皆が日常生活をこなしている中で私は展望デッキのついた列車で暗くなった街並みを優雅に展望デッキから眺める…。この体験がしたくて今回乗車しました。

乗車した11月20日は2022年度通常スケジュール内の最後の運行日でした。この日をわざわざ選んで乗車したのですが、その理由が日没後の街並みを展望デッキから眺めるためでした。なるべく冬至に近い日に乗車すればより日没後の時間を眺める時間が増えると考え、最終運行日に乗車しました。結果、長時間日没後の景色を楽しむことができてとても印象に残る鉄道旅行ができました。

 

楽しい時間はあっという間。約2時間半の乗車はまもなく終了となります。

 

ということで終点の新山口駅に到着しました。非常に思い出深い乗車でした。

到着と同時にキハ47が出発。

 

反対側の先頭車にやってきました。こちらはグリーン車。白い帯が入っているのが昔の一等車を表しているのだとか。

 

機関車は既に切り離され、車庫に向かいます。

 

目を移すと別ホームには岩国行きが待機中。

乗り換えて帰ってもいいのですが帰りは車で帰るので今回は見送り。

 

岩国行きが出発するとキハ120の回送が到着。

 

一瞬ではありましたがDD51とキハ120が並ぶ場面が見られました。

しかし夜になるとノイズが入り画質がクソになってしまいます。お見苦しい画像が続きますことお詫びします…。

 

車庫からDE10がやってきて客車を車庫へと引き上げていきました。

この辺りの流れは以前にも見たことがありますね。よければ以下のリンクからどうぞ。

 

konsome-115.hatenablog.com

 

客車がホームからいなくなると間髪入れずにキハ47が入線。

同時に先程引き上げ線に入ったと思われるキハ120がもう一度ホームの方にやってきます。

 

カメラだと限界なのでスマホで。

夜になると途端に雰囲気が出てきますね。雨で車体がテカってるのも際立たせていますね。

 

ふと行き先表示を見てみるとなんと益田行き!

津和野よりも遥か遠くの益田に各駅に止まりながら向かうという…。お疲れ様です…。

 

色々撮影できて満足したので改札の外へ出てきました。

撮影当時はICカードが使えないということになっていますが4月1日から山口県内の一部路線でICカードが利用できるようになります。

 

 

ということで前回・今回でDLやまぐち号の特集でした。以前から気になっていたものの中々来るタイミングが無かった列車でした。今回貴重な記録ができてとても満足でしたしまた展望デッキに乗車してみたいと思いました!

次回は大雪の広島市内の模様をお送りいたします。少々季節外れ感が出てしまいますが普段雪の積もらない地域の非日常っぷりをお送りできると思いますので楽しみにお待ちくださいませ。今回もご覧下さりありがとうございました!