呉人の鉄道部屋

鉄道旅や広島地区の撮影を中心に紹介するブログです!

2019年1月26日 雪の中の瀬野八で撮影

どうもどうも。

 

今回は珍しく広島地区でしっかりと雪が降った日に瀬野八で列車を撮影した模様を紹介いたします。雪の中の列車をまともに撮ったことが無かったのと、115系と雪の組み合わせが撮れるのはきっと最後だろうと思ったので、ルンルン気分で瀬野八に向かいました。

 

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瀬野八に着くと、このようにしっかり雪が降っていました。ですが、積もるほどの雪ではありませんでした。ここは山深い場所に見えますが、一応広島近郊地区に当たるので、貨物なども合わせると、おおよそ10分に一本くらいはやってくるので、撮影しやすいポイントです。両駅から距離が離れているのが少々難点ですが…。

 

 

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しばらくすると、貨物がやってきました。遠方から来た貨車なのか、雪を乗せた貨車が多くつながっていました。
そうそう、災害を受けて、この撮影ポイント付近では25キロ制限が掛かっていたので、列車がゆっくり通過していって、撮影しやすかったです。

 

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しばらく待つと、227系がやってきました。こちらも制限を受けているので、ゆっくり上ってきました。

 

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目の前までめいいっぱい引っ張って撮影。雪と相まってとてもかっこいいです。このように雪の中を走る列車はいつもの雰囲気と違い、撮っていて楽しかったです。

 

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下り列車がやってきました。下りは今いるポイントから正面を撮るのは撮影しにくいので、このように後追いで撮る方法がメインになってきます。

 

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さっきの列車が通過すると、写真のように雪が強くなってきて、レンズが濡れてしまうほどになってきました。なにせ雪の中の撮影は初めてだったので、カメラに対する雪対策がほとんど何もなかったので、こまめにレンズを拭きながら列車を待ちました。

 

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そして貨物がやってきました。雪の中で走ると一層力強さが際立ちます。

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 貨物が通過している間に、上りの115系がやってきてしまいました。見事にかぶられましたが、わずかに見えたコンテナの間から撮影します。やってきたのはR編成のようですね。この後折り返してくるのを待つしかありませんね…。

 

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また少し時間が経つと、227系が下ってきました。このように雪が強くなってきて、いかにも雪国のような写真になりました。冬場ではしばしば雪が降る瀬野八ですが、ここまで降るのも珍しいのではないでしょうか?

 

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撮影後にふと周り景色を見てびっくりしました。さっきまで雪が積もっていなかったのに、鉄柵の上に少しではありますが、雪が積もっていました!数分で積もるほどの降雪量でした。一枚目の写真と見比べてみると違いが分かると思います。

 

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レンズに水が付いていて、非常に見にくいですが、まわりの空き地にも雪がうっすらと積もり始めていました。

 

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すこし時間が空いて、227系がやってきました。このように雪が非常に強くなって、視界が悪くなりました。

 

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近くにやってきたので撮影すると、前面に雪が付着していました!暖かい地域である広島では、中々見ることができない光景なので、非常に興奮しました。

 

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振り返ると、すぐに雪の中に姿を消していきました。この写真を見ているだけで寒くなってきてしまいます(笑)ですが、当然ながら撮影している時の方が辛くて、手の感覚が無くなるほどの寒さで、非常に過酷でした…。
撮る写真は、どれも見ごたえがありますが、撮るほうはこんなにもしんどいのかと、雪国の撮り鉄さんを改めて尊敬する気持ちにもなりました。

 

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先程の列車が通り過ぎた数分後、大本命である、115系がゆっくり姿を現しました。ゆっくりやってきているので焦らず、カメラを構えて…。

 

 

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しっかり引いて撮影。撮った瞬間カッコよすぎて震えました…。先程の227系と段違いの雪の付きようで、これぞ115系という感じの力強さを見せてくれました。

 

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そんなことを思っていると、あっという間に115系は雪の中に消えていきました。よく見ると、バラストや枕木にも雪が積もり始めていますね。

 

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 また少し時間が経つと、227系がやってきました。こちらも雪を付けて下っていきます。いやぁ、どの列車も段違いでかっこいいですね…。

 

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またも貨物が通過しました。機関車にも雪が付着していますね。二枚目の写真を見ると、どこかの雪国を走る貨物列車のように見えますねぇ。ほんとにこの瞬間は、非日常の時間が続きました。
この貨物列車が通過すると、雪は緩くなり始め、日差しが差し始めました。

 

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そして明るくなったところに227系が通過。雪が銀色の車体に反射して輝いています。晴れても雪がきれいに映えますね…。

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明るくなったところを撮影。明らかに一枚目の写真と違う風景ですね。

 

 

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しばらく待つと、先程貨物に被られた115系がやってきました。こちらもゆっくりやってきているので、落ち着いて…。

 

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そして撮影。先程の115系ほどの雪の付着はありませんでしたが、それでも力強さが伝わってくる様子でした。

 

 

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 そして晴れてきたので、そろそろ引き上げようと思っていると、227系がやってきました。こちらも前面に雪が付いていますが、徐々に溶けていっていますね。

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後ろ側はいつも通りの顔でした。線路を見ると雪が見事に溶けており、さっきまでの風景が嘘のようになっていました。

 

といった感じで、大体いつもの風景に戻ったので、体が寒さの限界になっていたので、ここで切り上げ、帰宅しました。撮影時間は1時間20分に達していました(笑)寒いので辛かったですが、雪の中を走る列車が新鮮だったため、撮っていてとても楽しかったです。

 

芸備線などでは、しばしばこういった風景がよくみられるのですが、南部のエリアに雪が降るのは年に数回(今年なんて2回)しか降らないので、かなり貴重な風景です。雪が積もるなんて尚更見られない風景なので、その中を走る115系を記録できたのは、大きな成果でした。

 

といった感じで、今回はここで終了となります。ご覧いただきありがとうございました。記事が気に入ってもらえましたら、読者登録もよろしくお願いいたします。