どうも、こんそめです。
昨日12月18日に来春のダイヤ改正の模様が発表されました。今回は広島支社のみを取り上げます。さらっと見たところ、JR各社ともに最終列車の繰り上げが行われていましたが、広島地区はどうなんでしょうか…。
1.最終列車の繰り上げ
JR各社の今改正のトレンドとなりつつある(?)最終列車の繰り上げが実施されます。
広島エリアはこのような形になりました。目立つところは呉線と可部線の最終のぞみと接続しなくなることでしょうか。現在は芸備線を除く各線で最終のぞみと接続するダイヤが組まれていましたが、次の改正からは山陽線のみ接続に変わるようですね。
全体的に30分くらい繰り上がっているなといった印象。山陽線の糸崎行き、呉線の安浦・竹原・糸崎行き、芸備線の三次行きは1時間近い、もしくは1時間以上繰り上がっているので、注意が必要です。
続いて山口エリア。こちらも山陽線含め大幅な繰り上げが実施されています。1時間以上繰り上げも多くみられます。
特筆すべき点は下松行きの設定です。自分が知る限り初めて見た行き先です。下関発の最終柳井行きが下松行きに短縮されるようです。山口地区の車両はすべて幕式方向幕を装備しているので、新たに収録されたのか以前から収録されているのかが気になります。
2.山陽本線の減便
山陽本線の広島シティーネットワーク外を中心とした減便が行われます。
G線(広島⇔糸崎)では糸崎行きが毎時1本に。白市⇔糸崎間が毎時1本になります。広島近郊らしからぬ本数の少なさですね…。
R線(広島⇔岩国)では岩国行きが毎時2本に。大野浦⇔岩国間が毎時2本になります。休日はシティライナーによって一部時間帯で若干本数が増えるようです。まぁシティライナーもシティライナーで問題があるのですが…次に紹介します。
3.シティライナーが風前の灯火に
2016年に復活したシティライナーが早くもピンチになってしまいました。現在一日40本運転されているのが、改正後は8本まで減ってしまいます。日中は全く運転されなくなります。インバウンドや観光客が激減したことが原因かと思われます。来年はどうなってしまうのでしょうか…。
4.芸備線の減便
芸備線は、三次~志和口間以外は減便となりました。特に下深川~狩留家間の減りが激しいです。この辺りは路線バスとの競合区間になっていますが、その競争に負けてしまったという事でしょうか…。
5.山口地区山陽本線の減便
山口地区の山陽本線が大減便されます。概ね1時間に1本ペースになります。以前から本数が少なかったのにもかかわらず更に減便となりました。以前乗った時にはそんなに人が少ないとは思わなかったんですがね…。2両編成が入った時には混雑が凄そうですね…。
下関~小月間の本数が変わっていませんが、日中時間帯にも小月行きが新たに設定されるという事でしょうか?
以上が広島地区(ちょっと山口地区)のダイヤ改正内容になります。紹介しませんでしたが、山陽新幹線の方でも列車の運転取りやめなどが予定されています。また広島を出発する始発のぞみが東京に9時台に到着するようになります。
東京での滞在時間が増えるようになるのかな?とも思いましたが、最終列車の繰り上げがあったので、むしろ減りそうですね。
正直最終列車の繰り上げは予想できていましたが、山陽本線の減便は予想外でした。JR西日本も「長年にわたるご利用の変化に合わせた列車設定」と述べているあたり、深刻さが伝わってきます。一刻も早く以前のような活気を取り戻せる日々を願い、この記事を〆ようと思います。ご覧いただきありがとうございました!
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