呉人の鉄道部屋

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【広島地区】2023年3月ダイヤ改正まとめ

どうもどうも。

 

さて昨日、2023年3月改正の要綱が出ましたね。例年通りの発表時期でした。ここでは広島地区を中心に個人的に関心のある分野についてまとめて紹介したいと思います。全容は公式プレスリリースをご覧ください。

www.westjr.co.jp

 

1.芸備線におけるダイヤ改善

まずは夕ラッシュ時間帯から。

夕方に三次発広島行きが新設されるようです。

確かに夕方の帰宅時間帯に1時間半以上列車が無いのは非常に不便だったと思うのでこれは地元民にとってありがたいことだと思います。

 

お次はみよしライナーの大増発。

大増発と言っても以前の形態に戻ると言った方が正しいと思います。近年のダイヤ改正で大幅に本数が削られたみよしライナーですが、大きく数を増やして帰ってきました。みよしライナーは速達性に優れているので利用価値はあると思います。

ただ増発分の多くは普通列車を快速に置き換えているので、通過駅利用者の利便性が下がったとも言わざるを得ないと思います。

 

2.運転間隔の見直し

地方線区を中心に運行区間の見直しが行われます。

呉線では呉東線区間で運行区間の見直しが行われます。運転間隔の調整も同時に行われるのでその辺りがどうなるのか注目です。

芸備線では三次から広島に向かう列車の終電が繰り上げになります。40分以上の繰り上げなので注意が必要です。しかし終電が21時代前半となると高速バスに負けるのでは?と思い調べてみたところ、高速バスの方も三次駅21:02発が最終になっているのでそこまで問題ではなさそうです。むしろ今までが健闘していたと言えると思います。

 

3.山口県内の山陽本線にてワンマン運転を開始

山口県内の山陽本線にてワンマン運転が開始されます。

区間は岩国~下関です。ワンマン化工事が施工されていたのである程度予想は出来ていました。都市型ワンマンの形式となりそうです。イコカの導入も進んでいるので不正乗車の増加が少々心配なところです。

 

以上が主なトピックです。

正直なところ、思ったよりも内容が薄かったなと…。一部で噂されていた227系の運行範囲拡大や可部線の4両化などは盛り込まれず現状維持となりました。あとは2月に発売されるダイヤ改正号の時刻表を楽しみに待ちたいと思います。

あとはおまけ程度に新幹線の方で気になったものが一つあったのでそれを紹介して終わりたいと思います。

 

4.ひかり号の運行について

今回の改正では珍しくひかり号に焦点が当たったものが多く感じられました。

まずは新規のひかり号が設定されました。新下関始発の「ひかり590号」。プレスリリースでは新山口でのぞみ号に乗り換えられる旨を強調しているためどこ行きなのか不明です。

それ関連なのか、朝一番の博多発のひかりレールスター新大阪行きがこだま号に変更されます。もしかすると新下関発のひかり号がひかりレールスターとなって新大阪行きとなるのかもしれません。その辺りは2月発売の時刻表を見て確かめたいと思います。

 

そして個人的に今回の改正内容で笑ったのがこちら。

朝一番に博多に向かう「ひかり591号」。今回の改正から新たに新倉敷に停車し、通勤時間帯の利便性を高めるというものですが、こうなることで途中の通過駅が新尾道・厚狭の2駅のみになるのです…。元々通過駅の少ないひかり号でしたが、最早こだま号と大差ない停車駅設定になっています。

 

以前は700系16両が用いられるひかり号の一つだったので何度か狙って乗車したことがあります。ガラガラの車内にも関わらず車内販売があったりグリーン車が付いていたりと案外メリットは大きいです。ただバリ得こだまの影響か、グリーン車は乗車率が高めなので自由席の方がむしろ快適かもしれません。

 

以上が広島地区関連のダイヤ改正まとめになります。来年度は久しぶりに変化の少ない改正となりそうです。

他の地区では高崎線系統の改革や大阪ひだの新型車両化、上越新幹線E7系統一、N700S固定運用の増加などが個人的に響きました。

 

 

今回はここまでになります。今回もご覧下さりありがとうございました!