どうもどうも。
先日、広島県観光連盟より衝撃の観光キャンペーンが発表されました。それが「広島10円きっぷ」です。
概要
名前の通り、往復たったの10円で旅行できてしまうというもはや心配になるほどの破格の料金設定の観光キャンペーンです。
10月30,31日に広島駅北口1階のイベント広場に設置されるエア抽選機の中にそれらのきっぷが入っているようです。先着各日250名です。
行き先は全部で10種類。
上の写真の駅と広島駅との往復きっぷがエア抽選機の中で舞うようです。
驚くべきことにイラストを見る限り山陽新幹線も対象なようです！三原、福山に行く場合のみ対象のようです。ですが恐らく特急券分は10円きっぷの対象外であるためそこは課金する必要があるようです。（完全空気な新尾道くん…）
また、きっぷに関する注意事項の欄を眺めてみると、最後に「きっぷに記載された区間および有効期限満了日まで使用することが出来ます。」との記載があります。このことから、片道100kmを超える場所になると2日間有効であるため宿泊を伴った旅行も可能になります。ただ当日に行き先がわかるので、当日に宿を確保したりすることが必要になることから、このきっぷを使った泊りがけの旅行は少々ハードルは高いものと思われます。
また片道100kmを超す目的地を調べてみたところ、該当するのは福山駅のみとなっており、距離がありそうな備後庄原は90.6kmと僅かに足らず対象外となってしまっています。
ところで、私にとって懸念材料が2点ほどあります。
1つめの懸念材料ですが、当日の競争率の激しさです。
こちらは10月19日22時半時点のリツイート数、引用リツイート、いいね数です。これを見る限り多くの方が関心をもっていることがわかります。
実際にはいいねやリツイートをしてなくてもこの企画があることを知っている方や県外から訪れる方なども大勢おられると考えられます。それらを考慮すると、当日1000人以上の人が当日集まることも大いにあり得ます。先程も申しました通り、こちらのきっぷは各日ともに250名分しか配布されません。そのため、せっかく遠路はるばる訪れたのに対象のきっぷを獲得できないという最悪の事態も十分あり得ます。
そうなると決まって起こるのが悪質な行列づくりです。徹夜組や早朝から並ぶ人ももしかすると現れるかもしれません。考えすぎなような気がしますが、それほど多くの方が当日押し寄せてくることは頭に入れておく必要がありそうです。
2つ目はかなり私的な事情ですが、該当駅について。
私の最寄り駅は呉駅で、海田市駅は通り道…。
…そう、とんぼ返りになる可能性が十分あり得るのです（汗）確率に表すと20％の確率です。私はもちろんこの企画に参加してみようと思っているのですが20％の確率で地元へ引き返す羽目になるのはだいぶ痛手です。
とはいえそれ以外は割とどれも当たりな気分なのでそれらが当たれば全然OKです。私の望みとしては三次、備後庄原、福山あたりが来れば嬉しいかなぁと思ってます。
といった感じで広島10円きっぷについての紹介と懸念材料についてまとめてみました。正直このことを記事にしようか悩んでいました。あまり広めて多くの参加者を募ってしまっては自ら挙げた懸念材料を増長させてしまうことに繋がるからです。
ですが現在感染状況が落ち着きつつあり、旅行するなら今という時期にこのようなきっぷが出されていることから、県としては観光需要を復活させたいという思惑が見て取れます。そうなれば多くの参加者が集まることはむしろ歓迎すべきことだと考えたことから、今回特集させていただきました。大した影響力もない弱小ブロガーが何を言ってるんだと思いますが…。
是非みなさんもこのきっぷを使って旅行してみては…？
