呉人の鉄道部屋

鉄道旅や広島地区の撮影を中心に紹介するブログです!

登場から今年で9年目、227系0番台に見られる変化

どうもどうも。

 

今日は2月27日、227系の日(?)ということで227系0番台についての記事です。昨年投稿したもののリメイク版となります。

広島地区の227系は早いもので登場から今年でデビュー9年目になります。…え!?9年!?と自分で書きながら驚いております…。自分の中ではまだまだ新しい方の部類に入る車両だと思っていましたがデビューは2015年でしたので今年で9年目でございます…。時の流れは恐ろしい…。

 

デビューから9年経ち、最近の227系0番台には僅かながら変化がみられるようになりました。それについて今回は紹介したいと思います。

 

1.A65編成の登場

※画像を反転してあります

2022年11月上旬、突如としてA65編成が登場しました。まさに寝耳に水という状況ですが、どうやら車体が新造されたというわけではないようです。

 

すでに多くのブログ様で取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますが、A65編成は「A11編成とA33編成」を組み合わせて構成されている編成になります。

 

この現象の発生要因といわれているのが、9月上旬に発生したと思われる広駅構内での連結事故と言われています。これについてJRが公式に情報を出したものはなく、事実とは異なる恐れがあるため詳細の記述は控えますが、これが原因で双方の編成が自走不可となったと言われています。

運用の離脱から数カ月が経ち、復旧見込みがない中でこのまま事故編成を運用離脱させ続けるわけにはいかないということで損傷の少ない車両を応急処置的に組み、構成された編成だと思われます。下関方2両がA11編成、岡山方先頭車がA33編成で構成されています。

 

事故当該車両は天神川駅からすぐ見える留置線に放置され続けています。編成は奥から、モハ226-33・クモハ227-11・クモハ226-33と思われます。

カーテンは降ろされ、一部スカートは撤去されるなど哀愁漂います。反射板が中間車の連結面に設置されていますがよく見ると反射板が歪んでしまっています。それほど車体の歪みがあるということです。

 

そして放置から約1年以上経った2023年の年末、急に動きが加速します。

11月下旬あたりから何度か広島支所内の建屋の中に押し込まれ、作業している様子がXに目撃情報があがっていました。そして久しぶりに定位置に戻ってくると特徴の転落防止ホロやスカート、行き先表示器等が取り外されているのが確認できました。

 

また見辛いですが車内の座席等も撤去され、今後の行く末が注目されていました。

 

そして年が明けた1月下旬、Xによるとこれらの編成は広島支所内の建屋内で解体されてしまったようです。車体の歪みが酷く修復が難しかったのではと噂されています。実際の理由は不明ですが7年しか活躍できなかったのは非常に残念です…。

 

話をA65編成に戻します。

組み換え後に乗ってみた感想ですが、編成が変わったと言っても一般人からするとほぼ違いがありません。鉄オタだとしても微妙な差異しかないので基本的に車体番号を見ていないと違いに気づくことは難しいと思います。一応モーターの種類等に違いがあるそうですが乗っている分にはほとんどわかりません…。

 

ということでA65編成の登場を紹介しました。これが一番大きな変化といえると思います。

 

2.塗装の劣化

2つ目の変化として、塗装の劣化が早くも始まっています…。

初期に登場した編成たちを中心に、帯の部分に色のムラのようなものが出始めました。いつからこのようになったかは不明ですが、ここ最近目立つようになってきました。

興味深いのが、海側の車体だけ塗装が劣化しています。同じ編成の山側はこのような劣化はあまり見られません。考えられるとしたら海風の影響でしょうか?同じステンレス車体で海辺で活躍する車両といえばマリンライナー用223系が思い浮かびましたが、このような塗装の乱れは見られなかったと思います。塗装のやり方の違いでしょうか…?

 

 

以上が最近の227系0番台事情です。比較的変化の少ない車両たちですが僅かながら変化が生じているということを知ってもらえたら嬉しいです。10周年の時までに何か変化はあるのでしょうかね。その辺も楽しみにしながら変化を見届けていきたいと思います。

それでは今回はここまでになります。今回もご覧下さりありがとうございました!