どうもどうも。
今回も関東遠征の模様をお送りいたします。前回の模様と初回の模様はこちらからどうぞ。
今回で最終回となります。今回は東京から広島に帰る模様になります。といってもただ帰るだけではありません。ちょっと趣向を変えて帰ります…。
東京駅に到着したところから再開します。
時刻は15時。帰るには少し早く名残惜しいですが駅構内へ。
駅構内のお土産店でお土産を大量購入。というのも、全国旅行支援で得たクーポンを消費しきれていなかったのでここで消費するしかなかったのです。案外使えるところが限られていて中々消費できませんでした…。
色々買い物を済ませ、いざ改札内へ。ホームに上がってみると向かいのホームには新大阪行きののぞみ号が待機中。
車両はSでした。
……ってよく見てみたらH2編成じゃないですか!!!
H編成はJR西日本が所有するN700Sで現在2編成しか在籍していません。なのでドクターイエロー並にレアな車両と言えるでしょう!これは見られてよかった!
取り乱してしまいました(汗)
これから乗車するのは「のぞみ97号」。個人的に旅の最後は広島行きで帰りたいという謎のこだわりがあるので博多行きではなく広島行きを選択。
この広島行きは基本的に山陽新幹線内の停車駅が多いタイプに分類されています。下の博多行きを見れば一目瞭然ですね。所要時間は4時間1分。後続の博多行きは3時間49分で走破するので11分も遅いという…。
その影響もあって後続は18分遅く東京を出発するのに広島では差が6分まで縮まるという現象が発生します。
ではなぜこの遅い便をわざわざ選んだのか。先程も言ったように広島行きにこだわりがあるのもそうなのですがもう一つの理由がこちら。
今回グリーン車で帰るからです!グリーン車に少しでも長く乗っていたいと思い、遅い便を選択しました。
新幹線のグリーン車はこれが初めての乗車。胸が高鳴ります!
乗車するのはN700aのK13編成。Sが来れば一番嬉しかったですが西日本車のS割合は非常に低いためそこまで期待していませんでした。なんならさっき1編成見ちゃいましたからね。
車内の清掃が終わり、いよいよ車内へ!
重厚な座席がどかんと設置されています。自分の席へ腰かけます。
まず座り心地の良さを感じました。リクライニングをしなくても十分快適な座席です。
あれこれ設備に感動していると列車は東京駅を発車。
浜松町付近で京浜東北線越しに東京タワーが見えました。行き品は出迎えてくれるように並走してくれた列車もこの時は見送りをしてくれるように感じました。
品川を発車し、武蔵小杉を通過。計画では今日武蔵小杉の東急線ホームで撮影しようとしていましたがあまりの疲弊具合だったので見送ることにしました。
ここでは成田エクスプレスの姿を見ることができました。
そうそう、この武蔵小杉を通過する前に恒例のおしぼり配りがありました。それと同時に車内販売のカートも来ました。グリーン車ということなのか車内販売は結構な頻度で来てくれました。普通車だと東京~広島で2~3回くるくらいですが倍くらいの頻度で来ていた印象です。
小田原駅を通過。
ここでは小田急の車両と東海道線の車両が見えました。関東圏の電車をまともに見たのはここが最後。たくさんの思い出をありがとうと心の中で思いました。
小田原を通過すると海が見え始めました。海が見えるとは知りませんでした。
早川~根府川の有名な撮影地もチラッと見えました。
三島を過ぎてしばらくすると富士山が見え始めました。この日もバッチリ見ることができました。
アップで見てみるとジグザグになっている道のようなものが見えますが登山道なのでしょうかね?
ここらで車内の様子を。
思っていたよりも乗車率が高くてビックリしました。さすが東名阪を結ぶだけあってグリーン車需要も高いようです。
東京から約1時間くらいグリーン車に乗ってきたところで個人的評価を。
きっぱり言うと「思ってたより普通だなぁ」って思っちゃいました。期待外れ感というか、期待を超えてこなかったというか…。わざわざ高い金払って乗る意義はそこまで感じませんでした。
こうまできっぱり言うと批判の声が出そうですが、これには思い当たる節があります。それは日頃乗ってる座席が豪華なのが原因だと思います。私がよく乗る新幹線は山陽新幹線の「こだま号」の指定席。その座席は2+2のサルーンシートと呼ばれる座席です。
この座席はN700系のグリーン車とスペック的にそこまで変わりません。強いて言えばフットレストやコンセントが無かったり、床がじゅうたんでは無いことくらいです。
良くも悪くもこれに体が慣れているので「いつもの新幹線と同じ感覚」となってしまったのだと思います。
もちろん、グリーン車の方がサービス面や座席設備では勝ります。客層もよかったです。東海道区間で隣に人が来る確率が低いことはメリットだと感じました。ただ個人的には普通車でいいかなって思いました。あと私自身がこの場に相応しい人間じゃないってのも大きかったです(笑)
この経験を得られたのは貴重な人生体験でした。乗ってみないとわからないことですからいい経験になりました。
しばらく座席でスマホを見ていると浜松が近づいてきたので山側の景色を見るためにデッキへ。ちょうど天竜川を渡る辺りでした。
浜松で見たいのは浜松工場付近に留置されている廃車体を見るため。行き品はうっかりしていて写真に収めることができませんでした。
暗かったのであまり満足した結果ではありませんが色んな車両が見られました。
わかる範囲だと211系とキハ85系が見えますね。キハ85系も先日完全引退してしまいましたね。
約1時間半の無停車の末、名古屋に到着。
もうすっかり日没です。
遠くを見ると雪を被った山々が見えてきました。
地図で見た感じ藤原岳とか竜ヶ岳辺りだと思いますがどうなんでしょう。
真っ暗なのでスマホを見る事しかできず、気づいたら京都に着いていました。この辺りまで来ると通い慣れた道感があります。
京都を出て左手には東寺が見えます。ライトアップされておりわかりやすかったです。
時刻は18時を過ぎたのでそろそろ晩御飯。
夕食は東京駅で買った牛すき弁当。これもクーポンで買いました。ちょっと奮発してみました。
開けてみると持ち歩く際に斜めなっていたため具があっちこっちに行ってしまってました…。汁も漏れ出ていたので大変でした。
列車は新大阪駅に到着。ここから先は山陽新幹線区間となります。
隣には件の700系こだま号が待機しています。この便、見覚えがあるなぁと思っていると昨年の夏に乗ったことのある便でした。
新大阪ではゴソッと人が降りていき、車内は一気にガランとなりました。これで落ち着いてご飯が食べられそうです。
発車の際に宮原の車庫を見ていると未更新のサンダーバード号を見ることができました。
あと写真には撮れませんでしたが、DD51?と223系が連結しているのが見えました。操車場内での入れ替え作業中だったのでしょうか。
新神戸、姫路、岡山と停車していき、ついに最後の停車駅である福山駅に到着。次は終点の広島です。ああ、旅が終わってしまう…。
長い安芸トンネルの中でいい日旅立ちのフルが流れ、トンネルを出るといつもの街並みが広がりました。マツダスタジアムは試合がなかったので真っ暗。線路を跨ぐトランス橋道路を横目に広島駅に入ります。
ということで広島駅に帰ってきました!
随分と久しぶりな気がしますがたった数日離れていただけなんですよね(笑)
向かいのホームにはこだま号が待機中。
広島より先の各駅への輸送を担います。接続を済ませると手早く出発していきました。
ここまで4時間お世話になった車両をパシャリ。通常ののぞみより11分も遅い運転でしたが乗っていると全く遅さを感じませんでした。停車駅が増えるだけでこうも所要時間が変わるのですね。
数分後、冒頭に紹介した博多行きの後続が到着。
チラッとグリーン車を覗くと結構な乗車率でした。これならグリーン車に乗るなら広島行きを選んだ方が快適に移動できそうですね。これは普通車にも言える事ですがね。
さて、乗り換えのために移動しよう…と思ったら?
回送列車が入線するとのこと。せっかくだからこれだけ見て行こう…。こうやって帰る時間が遅くなるのは鉄オタあるあるですよね(笑)
やってきたのはN700Sを使った回送列車。入線してしばらくすると博多方面に出ていきました。正体は不明ですが新岩国の留置線に向かうのでしょうか。
さあ見るものは見たので急いで乗り換えをします。
ここからは通い慣れた道のり。安芸路ライナーで呉駅まで帰ります。
座席は埋まっていたので仕方なく立ちます。さっきまでグリーン車でぬくぬく移動していた身に染みます(汗)
ということで呉駅に帰ってきました。乗ってきた列車を見送るまでが旅です。
いつものように駅舎を撮影して家に帰宅したのでした…。
以上で2023年2月の関東遠征編完結でございます。今までの関東遠征編と比べると短く収まったのでよかったです。そもそも行くスポット数が今までより少なかったですから当然と言えば当然ですがね。
さて恒例の旅の反省会、といきたいところですが、次回のまとめ回でやることにります。ただでさえ結構な文量書いてしまったので…。
最後に次回以降の更新について。
端的に言ってしまうと☆ネタ切れ☆です!!!
正確にはストックはあるもののストック数が非常に少ないため、今までのペースで紹介していくことが難しいです。
そのため次回以降何回か単発記事を挟んだ後にまた旅行紀を更新していきます。夏休みにはどこかしらに行きたいと考えているのでなんとかなる?と思います。単発記事では広島地区の撮影地情報などをまとめたものなどを出していきたいと思っていますのでお待ちください。
それでは今回はここまでになります。長い間続いてきた関東遠征編をご覧下さりありがとうございました!!!